高齢者施設と色彩
新潟県社会福祉士会中越ブロック様主催の研修会にて
福祉現場“高齢者福祉”を中心に、色彩活用についての講演をさせていただきました。
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第一部では
〜どんな配慮が必要か?高齢者にはどう見えるか?〜について
高齢者施設の配色は、利用者の皆さまにとって、
家庭と同じ居心地の良さを考えることが大切です。
落ち着いた馴染み感のある色使いで家庭的温かさを出しつつ
アクセントカラーでメリハリをつけることも大切です。
それにより、刺激となり老化や痴呆症の予防に繋がります。
但し、装飾のつもりが騒色とならないように、注意が必要ですけれど。。。
ある参加者のかたの新設施設では
壁に臙脂色系が配色され、とても評判とのお声がありました。
赤/暖色系は高齢者にとっては好ましい色相です。
同じ赤系もトーン(明度・彩度)の変化により、様々な空間演出ができます。
高齢者には明るめの落ち着いた色味が一般とされていますが
ダークな赤は、日本の伝統色に近く馴染み感と落ち着きを感じます。
従来の施設色を払拭したいと色彩設計をされたとのこと、とても嬉しく思いました。
来月にでも、その新設施設を訪問させていただくお約束をしてまいりました。
第二部は
〜カラーレクリエーション「コラージュ体験」〜
雑誌等から思い思いの絵を切り抜き色画用紙に貼っていきます。
テーブルを向かい合わせにしてのコミュニュケーションタイムなのですが
皆さん制作に夢中です。
子どもが貼り絵やシール貼りが大好きなように、大人になっても無心に楽しむことは
心のリラックスと、脳の刺激に繋がります。
普段は、一般的に左脳の活用が多い私達ですが時には右脳も活用することで
バランスがとれます。
活用頻度の少ない左脳を刺激することにより、脳の活性化(老化防止)や
ストレス解消などにもなります。
―画家や音楽家に長生きする人が多いのも、納得ですねー
コラージュ作品の仕上がりは参加者のみなさんそれぞれに個性が出て
比べるととても楽しい作品です。
几帳面で冷静な人。アクティブな人。感情思考の人。。。様々です。
熱心な皆さまとの、楽しい時間に感謝です。
今までは色はあるのが当たり前と、特に考えていないことが大半でしたが
これからは、色の心理効果、調和、見え方など・・・色の観点から
色彩効果を考えてみてはいかがでしょうか。
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